新型コロナウィルス、漢方、東洋医学の考える初期対応

東洋医学の考え方で新型コロナウィルスを寄せ付けない、負けたくない

漢方、東洋医学の歴史は3千年。風邪(ふうじゃ)がウィルスによるものなんて知るはるか前から風邪を退治する方法がありました。

風邪は首と両肩甲骨の間あたりから入る邪とされていたので、そこを温めて入り口をふさぐと邪が入れなくなる。もし入ってしまっても、体の内部まで入りこむ前の体表にとどまっているときに払ってしまいましょう!というのが東洋医学の考え方。

かかったかな、という段階で飲む漢方処方

体表面にいる邪を飛ばすために飲む漢方は、皆さんも知っている、『葛根湯』『麻黄湯』などがあります。一般のドラッグストアではないかもしれませんが他にも『桂枝湯』『香蘇散』『参蘇飲』『荊芥連翹湯』など、その人の体質に合わせて邪を初期段階で発散させる漢方処方があります。

東洋医学の考え方で予防と初期対応をする

専門家でも解っていない新型コロナウィルスではありますが、私たちが心がける基本は同じではないでしょうか。

①手洗い、除菌はもちろん、邪が入らないように入り口をふさぐこと。(首と両肩甲骨の間を温める)

②もしも邪がついてしまったら、体内部に入り込む前に発散して退治するための漢方処方を飲むこと。

まとめ

新しいウィルスに戦々恐々とする日々ですが、ひとりひとりがウィルスをできるだけ触れない生活をすること、触れてしまったときの初期対応の準備をすることが大切です。私は常に葛根湯と麻黄湯、ホカロンを持ち歩いています。そして体調の小さな変化にもすぐに気がつけるよう自分に向き合う習慣も大事だと思います。

 

織田 縁 1960年代生まれ。現在社会人になる2人の息子を育てたのち東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する株式会社ワイズ・ドット・ファームを設立。登録販売者として帝都医薬品配置共同組合員、漢方上級スタイリスト、料理研究家。お問い合わせhttps://ysdotfirm.co.jp

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