ウィズ・コロナ 漢方の考える病気の原因

コロナと共に生活する

新型コロナの感染拡大以降、私たちの生活も変わっていっています。夫と息子の出勤も毎日ではなく、在宅ワークが週に何度か入っている、というような勤務形態になり、今日などは二人とも在宅・・・コロナ以前から私用に整えたワークルームは、会議が入っている人優先になり、私は自然と遠慮することになっています、、トホ。ネット環境も調えなくてはならず、工事の手配とか、そういった雑用も多いこのごろ。

私の仕事も2月時点で決まっていた予定は中止になり、春から動き出すイメージだったもの飛んでしまい、いろいろと練り直さなければなりません。でも生活や仕事の軌道修正とか、改善とか、重い腰ながらも進めることができるのは、心も体もある程度健康であるがゆえです。新型コロナで亡くなった方々、ご家族のことを思うと何と言ってよいか・・・・最初に犠牲になった方々の経験で少しづつ感染症対策が調ってきていると思います。手を合わさせていただきます。

同じ感染症にかかっても、重くなってしまう人、無自覚でいられる人、、、どうしてなんだろうか、病気ってそもそもどうしてなるのかしら・・・

漢方の病気のとらえ方を今一度考えてみました。

漢方の考える病気の原因

病気になるには何かしらの原因があります。漢方では病気の原因となるものを、内因、外因とおおまかに分けて考えます。

内因

内因は原因が自分自身にあるということで、

内因のひとつは、生まれ持っての体質・・・これは両親から受け継いだものの影響。

内因のふたつめは感情の作用・・・怒かり、喜こび、思い、憂れい、悲しみ、恐れ、驚ろき の行き過ぎた感情からの精神的ストレスが起こり、体にダメージを与えるというもの。漢方ではこのそれぞれの行き過ぎた感情が影響を与える臓(漢方では臓器ではないのですが)があると考えてられています。漢方は奥が深いので、ここでは簡単にイメージできるようにお伝えしようと思います。

例えば、怒りすぎると、肝(≒肝臓)を傷めます。怒りが行き過ぎると血が頭に上ってカーッとするイメージはわくと思います。肝は血の貯蔵庫であり、血を体の必要なところに運ぶ仕事もしています。カーッとして頭に血が上ったり、目が血走ったりするような状態になることて血の正常な流れが乱れて、血の流れをコントロールする肝に負担がかかると考えられています。

喜びすぎることもよろしくはなくて、心(≒心臓)に影響がでます。よく昔、好きすぎるアイドルスターのライブで失神してしまうファン続出ということもありました。笑いすぎ、喜びすぎも精神を崩すことにもなると考えます。

思いすぎると脾(≒消化器官)に影響がでると考えます。心配事が多いと胃が痛くなったり、お腹がゆるくなったり。だいたい私たちが言うストレスの多くは考えすぎ、思いすぎが多いですね。お腹が張って食欲がなくなったりする人が多い。もしくはいつも考えていて、緊張をしている時間が長くなりリラックスできず、便秘になる人。これは女性に多いです。男性は逆に、便がゆるくなる人が多い。

憂いすぎ、悲しみすぎると肺(≒肺)に影響がでると考えます。漢方を勉強し始めて覚えるときに、昔の多くの文豪は肺を患って亡くなった人が多い。憂い、悲しみは肺にくる。と記憶していました。

恐れ、驚きが強いと、腎(≒腎臓)を傷めると考えます。遊園地で怖い乗り物で失禁している人がいました。恐怖、驚きが泌尿器まわりに影響を与えることを表しています。

外因

病気になる原因として、内因の他に外因があります。外からの要因が病気をつくります。どこからともなくやってきて体に入り込む新型コロナ感染症はこれにあたります。

それから、気候を含む、生活環境の影響も外因です。乾燥している地域で育った人が湿度の多い地域に移り住んで体調を崩す人も少なくありません。体が乾燥に慣れているので、湿度の高いところに住んでいると体が湿気を排出することに慣れていないので、湿が体にたまりやすくなってむくみや他の病になってしまったり。その人の体質によって、暑すぎる、寒すぎる、花粉が飛びすぎている、など自分ではどうすることもできない生活環境による影響を体は受けています。

そして、近年の生活環境の変化。慢性的な睡眠不足、栄養不足、暴飲暴食などの食生活の乱れ、運動不足。こういったものも病気の外因です。

こういった、病気になる要因というものを考えていると、自分の体の状況がわかりやすくなります。

この不調はどこからくるものなのか自分で考えるくせをつけていただきたいです。

 

『何となく不調』と感じたらすぐに対策

『なんとなく不調』を見逃さないでください。漢方ではこの病名が付く前の不調を正しい健康な方向に戻すことが得意なのです。

なんか最近くつしたの跡がくっきり入るわ。というのも大切なサインです。むくみが起こっているということですね。

内因とか外因とか言葉は全く重要ではないですが、むくみは湿気という外因に、内因である湿気に弱い体質が負けてしまっている。と気が付けば、体の巡りを助けるための食材を選んで食べよう、という考えができます。

であればハトムギなどの雑穀や豆類、、お茶であれば、ドクダミ、びわ、ヤーコン、ウコンを飲もうとか。

この方がお花屋さんや、お豆腐屋さんのような水の多い場所で働いていらしたら、職場を変えるとか。できることがいろいろとあると思います。

便秘がひどくなって何日もお通じがない。これも単なる便秘、と軽く考えないでください。

ストレスが溜まっていそうだから、夜はゆっくりお風呂に入ってリラックスしようとか。友人とのお喋りで発散しようとか。ストレスを少しでも解消できる方法を考えましょう。

原因が食生活の乱れかなと感じたら、今日は繊維質の多い和食にしようとか。

便秘の原因としては、年齢が上がってくると、体が乾燥してくることによるものということもあります。腸が乾燥してしまって、動きがわるくなって便が外に出づらくなるのです。その場合、水分を多くとる、ナッツ類、はちみつなど、脂の多いものをとり、食事でも良性の油を適度にとることも大切です。

免疫力を上げてアンチエイジング

50歳も過ぎれば、何かしらの不調があるよね~と先日も話をしていました。

その不調をそのままにしておかないで、対処していくことが、健康維持になるし、ひいては年齢のわりに免疫力が上がる鍵です。

そうなんです。免疫力維持こそがアンチエイジングです。

小池知事の言うところの『ウィズ・コロナ』の時代だからこそ 皆さんのアンチエイジングのお手伝いができたら本当にうれしいかぎりです。

 

織田 縁 1960年代生まれ。現在社会人になる2人の息子を育てたのち東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する会社㈱ワイズ・ドット・ファームを設立。登録販売者、帝都医療品配置共同組合員として漢方薬・健康食品の販売、漢方上級スタイリスト、料理研究家。お問い合わせhttp://ysdotfirm.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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