睡眠の質が悪いと感じている人、もしかして貧血では?

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 花巻で栽培されている「棗(ナツメ)」

不眠の原因は血が足りないこと

最近よく相談されるのが、「眠れないので、眠れる漢方薬ないですか?」というものです。

ある方は50代後半の女性で、話を伺うと、ひどい冷え性になっていて、貧血でもあるということなのです。

ここでは漢方の考え方をします。貧血≒「血虚」 つまり血が足りない状態は体を温める力が衰えます。さらに睡眠の質に支障をきたします。漢方の考えでは眠れなくなる原因はいくつか原因が分かれますがこの方は血が足りなくなっていることの不眠だと推測できました。

 

眠るには体力も必要なのです

年齢が上がるとよく昔のようにぐっすりと眠れなくなったとおっしゃる方々が多いです。眠るのにもある程度以上の体力が必要だからです。体力は十分な血によってつくられます。

十分な血がないと、体がなかなか眠りにつくことができす、やっと眠りについてもすぐに目が覚めてしまったり、夢を多くみて、眠った気がしないということになります。

まずは血を補う食事、生活をしましょう。

血を補う食材を摂りましょう

血を食材で補い、また、規則正しい生活をして疲れをためないことも大切です。ストレス、イライラは血の生成を阻害しますから。

血を補う食材、レバー、牡蠣、ひじき、クコの実、黒ゴマ、くるみ、竜眼肉(なかなか手に入らないですが)・・・・

これらを、ビタミンCの豊富な食材を一緒にとると鉄分の吸収率が上がります。レモンをかけて、青い葉野菜のお浸しを添えるなどすると効率よく鉄を摂れます。

今回は不眠で体力を落とされていたので、その方には牡蠣のエキスを紹介しました。

一週間後には、血不足特有の疲れやすさがなくなって、夜中に起きてしまうということがなくなったということです。

慢性的に血が足りなくなると、髪の毛がパサパサする、顔の色つやが悪くなる、足腰がだるい、爪が割れやすくなる、、など美容健康に大敵な様相になりますので、ご自分の『食と生活』を見直して、血が足りているかセルフチェックしてみてください。

 

織田 縁 1960年代生まれ。現在社会人になる2人の息子を育てたのち東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する会社㈱ワイズ・ドット・ファームを設立。登録販売者、帝都医療品配置共同組合員として漢方薬・健康食品の販売、漢方上級スタイリスト、料理研究家。お問い合わせhttps://ysdotfirm.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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