梅雨で頭痛、体のだる重、食欲不振、になっている方へ

梅雨の代表的な不調サイン

梅雨らしい日が続いていますね。

自然栽培で野菜をつくっているので、水やりを気にしないのは楽なのですが、みなさん体調はいかがでしょうか。

普段は頭痛持ちでもないのに、頭が痛くなったり、体が重だるくなったり、食欲もなくなったり・・・

ひどい人になると関節あたりに水が溜まって腫れたり、痛んだりすることもあります。

原因不明の痛みがある方は、もしかして体に湿気がたまっていることによるものかもしれません。

とくに この雨の多い季節は、そのような症状が悪化しがちです。

洗濯物の乾きが悪いのと同じで、体の外の環境も湿気がいっぱいなので、体の中の水分が毛穴から発散できなくなるからです。

胃腸の働きも悪くする湿気

このようなときに、冷たいものをたくさん飲んだり食べたりすると、たちまち症状が悪くなります。

水はけが悪いことで胃腸の働きも悪くなってお腹がぽちゃぽちゃしている感じはありませんか?

私は実はその状態です。そして二日酔いなんて悲惨なことになって動けなくなってしまったら、あっさり漢方に頼って、すっきりする方法を選択します(^^;)←これは先週末の私です。

美肌の王道、ハトムギ

むくみをとったり、重だるさをとり、体の巡りを改善するのを得意とする食材がハトムギです。これを日ごろから食べているとシミやイボのない白くて美しいお肌でいられるだけでなく、体の内から老廃物を流してくれますので、むくみ知らずでいられます。

☜これが殻を付けたままのハトムギです。殻にも大変効能があって香ばしい味になるのでお茶にするときは是非この殻ごと焙煎するのがおススメ。

日ごろ、ハトムギを食べたり、お茶として飲んだりするのは、美容意識の高い私たち世代は常識ですが笑

この季節のメンテナンスとして、体が湿気で弱ってしまったときの神頼みとなる、「五苓散」という漢方薬を紹介します。

「五苓散」は、むくみ、腎炎、二日酔いまで効く

五苓散の中身は、沢瀉、茯苓、猪苓、白朮、桂皮 という、体の中の水分代謝を良くする5つの生薬を合わせたものです。

めまい、関節痛などから、腎炎、緑内障、二日酔いにまで使われる漢方薬です。

私は、日々、ハトムギのブレンド茶を飲み、雨の多い季節の重だるい症状、二日酔いには五苓散を加えて、辛い症状を長引かせないようにしています。

むくみは美容と健康の大敵

むくみは見た目だけでなく、痛みや、めまい、鬱、目の病気・・・と体調悪化の第一歩になります。アンチエイジングのためにも見過ごさないように対策をしましょう。

 

織田 縁 1960年代生まれ。現在社会人になる2人の息子を育てたのち東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する会社㈱ワイズ・ドット・ファームを設立。                              登録販売者、帝都医療品配置共同組合員として漢方薬・健康食品の販売、漢方上級スタイリスト、料理研究家家。お問い合わせ  https://ysdotfirm.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP