東洋思想の陰陽を簡単に考えると

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上級漢方養生士で、登録販売者の織田縁です。健康食材、自然食品の効能を知って毎日を健やかにすごしていただくためのサイトです。

 

あけましておめでとうございます。

2021年も始まって5日めになりますが、コロナの陽性者が増えて、関東圏では緊急事態宣言が出るということが発表されました。

そんな中、東洋医学、漢方のベースになる考えに陰陽理論を考えてみようと思います。

陰陽理論とは

世の中の森羅万象、は陰と陽で成り立っているという考えです。決して、対立したり、陰と陽に分かれていたりするものではありません。

この陰陽図(太極図)、事柄は陰(黒い部分)と陽(白い部分)があり、陰の中にも陽があり、陽の中にも陰があるという意味を表したものです。万物は陰と陽、表裏一体ということです。

 

 

 

今、季節で考えると、春夏秋冬の冬。先月12月22日の冬至は日照時間が一番短いので、太陽を中心に生活をする私たちにとっては陰が最も極まるとき。この日を境に、少しずつまた陰が劣勢になり、陽が台頭してくるのです。

四季で考えても、冬の季節の中で最も陰が極まっている時節といえます。

陰の季節は、草木も葉を落とし、動物も活動を抑えるときなのです。そうして、厳しい季節に体力を温存しないと、来るべき春に元気に活動できる体をつくれないからです。

自然の摂理に従って生活していた昔の人は、農作物の収穫を終えて、春の植え付けまでの間、静かに過ごしていましたが、現在の私たちといえば、冷暖房完備の住居、仕事場に暮らし、陰の季節にすごすべき生活様式を全く無視しているかのようですね。

コロナ禍で緊急事態宣言が出されることが決まりましたが、これを機に、自然の摂理に従った「陰の季節の過ごし方」を見直してもいいのかもしれない、と思う今日この頃です。

陰の季節は当然、人間の免疫力は一番低下しますから、病気にもかかりやすくなります。

陰の季節の過ごし方

この季節の過ごし方を指南した書があります。

「冬の三カ月は、これを『閉蔵』という。水が凍り地は裂ける。人は陽を乱さないように、早寝し、必ず日光を待ってから起きる。志を内に潜ませて隠れるようにし、私心があっても抑えるかのように、気持ちを外に現わさず、気を外に逃がさないようにする。これは冬の気に応じて蔵を養う方法である。これに逆らうと、腎が損なわれて、春になると萎闕(いけつ)(手足が冷えて萎える)の病になりやすい。春の生を身体に受けることが少なくなる。」(素問・四気調神大論)(訳:薬日本堂教本より)

中医経典の『黄帝内経』の中の《素問・四気神大論》の教えです。ここでも季節ごとに紹介しますが、ご興味のある方は調べてみてください。

 

 

プロフィール                                                     織田 縁 1960年代生まれ。東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する会社㈱ワイズ・ドット・ファームを設立。

登録販売者として漢方薬・健康食品の販売、上級漢方養生指導士、漢方上級スタイリスト

お問い合わせ  http://ysdotfirm.co.jp ㈱ワイズ・ドット・ファーム 東京都杉並区浜田山1-12-22 050-3718-3588

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