当帰四逆加呉茱萸生姜湯からしもやけの原因を考える

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上級漢方養生士で、登録販売者の織田縁です。健康食材、自然食品の効能を知って毎日を健やかにすごしていただくためのサイトです。

 

この季節、しもやけに悩まされている方が多いです

しもやけは、冷える季節に手足や耳などの抹消部分が赤紫に腫れるもので

冷えによる血の循環が悪くなることが主な原因です。

しもやけができてしまってから、マッサージ等をしたり、しもやけ箇所を温めたりしても、すぐに治るものではありません。私も昔、よくしもやけで悩まされていたので、わかります。お湯と水を張った洗面器に交互にしもやけのできた手足をつける方法を試しましたが、効果がありませんでした。しもやけがかゆくて、掻き過ぎて血をにじませていたのを思い出します。

しもやけの代表処方

漢方処方で、しもやけといえば、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)というものがあります。

この漢方薬に入っている生薬は、血を養って巡らせる作用のあるもの(当帰、芍薬)、体の中の水分をめぐらせることで血行をよくする生薬(木通)、温め効果の高い生薬(シナモン、生姜、)消化吸収を高める生薬(ナツメ)などなど

そして、漢方でいうところの、肝(≠肝臓)の働きを促してくれる呉茱萸(ごしゅゆ)を使っているのが特徴です。

しもやけの定番処方から、しもやけの原因を読み解くと

身体が冷えるのは、血が足りず、末端に血が巡っていかない。

このことによって、体の血の巡りが滞ってしまっている、ということがわかるのです。

 

ちなにみ、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)はドラッグストアでは手に入らない漢方薬です。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、当帰芍薬散に、体を温める効果のある生薬を足したものですから、クラシエや、ツムラで出している当帰芍薬散に、生姜、シナモン、ナツメのお茶を飲んで温め効果を加えるというのも良いと思います。

漢方薬は薬ですから、長期服用は避けてくださいね。

 

それから、漢方薬に頼るだけでなく、食生活を見直すことは大切です。

しもやけ解消には、血を養って、血を巡らせる食生活

血の足りない人は黒い食材、赤い食材を積極的にとると良いです。レバー、黒きくらげ、黒ゴマ、金針菜、牡蠣、なつめ、人参、クコの実、など・・・

生野菜や、お刺身などは体を冷やしますから、この季節は気をつけてください。

それから、このような体質の方は、夜更かしが厳禁です。

血は夜つくられる

血は夜の睡眠中に作られるからです。

この陰の季節である冬は、早寝、遅起きが良いのです。明るくなる前に起きて働く必要のない方は、どうぞ、朝はゆっくりと起きてください。血を養うためです。

 

プロフィール                                                     織田 縁 1960年代生まれ。東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する会社㈱ワイズ・ドット・ファームを設立。

登録販売者として漢方薬・健康食品の販売、上級漢方養生指導士、漢方上級スタイリスト

お問い合わせ  http://ysdotfirm.co.jp ㈱ワイズ・ドット・ファーム 東京都杉並区浜田山1-12-22 050-3718-3588

 

 

 

 

 

 

 

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