肺と大腸と皮膚が免疫力を上げる

健康食材、自然食品、医薬品に関するサイトです。

上級漢方養生士で、登録販売者の織田縁です。健康食材、自然食品の効能を知って毎日を健やかにすごしていただくためのサイトです。

 

 

現在感染が広がっているコロナウイルスは肺を侵しやすいウイルスですね。

今回は陰陽五行で肺を考えてみます。

体も陰陽でできている

漢方では、体の中も陰と陽があり、陰陽の対(ペア)があり、つながりの深い臓器があると考えています。

陰陽でいうと、陰の肺と、陽の大腸が一対。

そして、肺と大腸と深いつながりのあるのが皮膚です。

肺の働きは呼吸によって内と外に気や水を交換すること。新鮮な気を吸って、体外に濁気を吐き出します。

気や水は口や鼻からだけでなく、毛穴も使って外に水、気を排出しますから、元気なときは、皮膚表面が気と水がいきわたってうるおい、ツヤがあるのですが、肺の調子が悪くなると、気と水の交換、排出がうまくできなくなり、皮膚がかさついて、あれたり、かゆくなったり、という症状になります。この全身をおおっている、十分な水、気が外からのよからぬ侵入を防ぐバリア機能になっているのです。

肺はバリア機能

ですから、肺を健康に保つということが、直接免疫力を上げることになるのです。

肺と大腸が陰陽のペアでもありますから、

大腸を健康に保つことが肺の健康につながる。腸内が正常でなくなると肺に影響がでますし、肌状態も悪くなります。

最近では腸内フローラという言葉も良く聞くようになりました。腸内で良い菌を育てていると、肺が正常でいられて、お肌もつやつやで、免疫力があがるということですね。

肺-大腸ー皮膚 の健康を保つことが免疫力の維持

風邪をこじらせて肺炎になりやすい子どもにはアトピー性皮膚炎になりやすいのです。

私の息子も小さいときは、すっとアトピー性皮膚炎があっていつも肌はカサカサしていました。冬になると必ず風邪ををひいて、治りが遅く、気管支喘息手前までよくいっていました。その度に抗生物質を飲んでいましたから、大腸内の良い菌は死滅され・・・大腸フローラは台無しで、大腸ー皮膚ー肺 三つ巴で悪い循環に陥っていたのだと、漢方の知識を得てからはわかります。

 

◎肺のために適度な運動をする。

◎大腸の健康のために、食事を見直して腸内を良い菌で満たしてあげる。

◎皮膚を鍛えるために乾布摩擦をする。清潔に保つ、保湿する。

3つの臓器を意識して自己免疫力を上げる生活を重ねていきましょう。

陰陽五行の考えを元に肺を元気にする食事については、次にお話ししますね。

読んでくださりありがとうございます。

 

プロフィール                                                     織田 縁 1960年代生まれ。東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する会社㈱ワイズ・ドット・ファームを設立。

登録販売者として漢方薬・健康食品の販売、上級漢方養生指導士、漢方上級スタイリスト

お問い合わせ  https://ysdotfirm.co.jp ㈱ワイズ・ドット・ファーム 東京都杉並区浜田山1-12-22 050-3718-3588

 

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP