冬こそ眠りが大切~熟眠のための薬膳茶~

漢方の世界では、冬は陰の季節。
陰が最も極まる日 ”冬至” に向かって、日々陰が強くなっている今日この頃ですが、皆様、お元気にお過ごしですか?

陰の季節は冬眠してすごす動物もいるくらい、エネルギーを使わず、蓄えておくのがこの冬の季節なのですが、人間は社会的になかなか静かに過ごすことができません。
せめて、睡眠を質の良いものにして、心身の疲れを解消できるようにしましょう。

睡眠の悩み、といえば、入眠が遅い、途中で起きてしまいそのあと眠れない、という現象が多いです。
入眠を早く、途中覚醒しないためには、就寝前に緊張をほぐして副交感神経を優位にしておくことが大切です。

薬膳茶で睡眠の質を上げる


ここでは、お薬に頼らないで、自然の植物で作用を持つもの、薬膳素材のお茶を紹介いたします。

◆蓮子 
◆カモミール
◆ミント
◆枸杞子
◆春ウコン

蓮子は蓮の実で、心の気が不足することで起こる不眠、動悸、精神不安を改善します。血を補う枸杞子や竜眼肉と一緒に取るとさらに効果があります。

カモミールは不眠や不安、胃のむかつきを改善することが期待できます。

ペパーミントには鎮静効果がありますので、寝る前に飲まれると入眠しやすくなることが期待できます。

枸杞子は血を補う薬膳素材です。睡眠は血が足りないことで質が悪くなります。

春ウコンは血流を良くしますから、就寝前に身体が温まり、入眠しやすくなることが期待できます。

今回は、入眠と助ける薬膳茶素材をご紹介しました。
合わせて飲むことで、マイルドになりますので是非試しtてみてください。

アダプトゲンハーブで睡眠改善

(*アダプトゲンハーブとは免疫力を上げ、ストレスに対する抵抗力を高めるハーブ)

他にも、漢方では、アダプトゲンハーブと米国でも注目されている、
自然治癒力を高め、生理機能を正常方向に戻す作用のある三七人参、冬虫夏草 などがあります。

睡眠薬といわれるものに頼らずに、生薬由来のものを試す価値があります。
常習性、副作用がほぼないので、自分に合ったものを見つけるのも、身体の養生法としておすすめします。
睡眠の質だけでなく、体質の改善にもつながりますので、一度試していただきたい”アダプトゲンハーブ”です。

副作用のための治療、薬・・・・の悪循環に入らないよう、病名が付く前に
生薬由来のもので、セルフ養生していただきたいでというのが、この発信の目的です。
長寿で、亡くなる直前まで活動していた、徳川家康、葛飾北斎なども、オリジナルブレンドの漢方薬を飲んでいたことはよく知られています。
長い歴史のある生薬の効能を多くの方に知っていただきたいです。

自分にはどんな薬膳茶が合っているのか、現在の体質はどうなのか、など、気になることがある方、体質改善したい方、カウンセリングもご用意しています。
薬膳茶の他に、漢方薬、健康食品、等をご提案することもあります。
お気軽にご連絡ください♪

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