新鮮な野菜たちとどきました
毎週金曜日に所沢から野菜を届けていただいています。新型コロナ感染自粛で買い物は3日に1度にして、という要請。こんなときに畑から届けてもらえるのはありがたい。
今日楽しみにしていたのは、季節のハーブ、「デイル」。2週間前に届いたフェンネルによく似たハーブです。
不眠改善、鎮静効果のある「ディル」
デイルの名前は「なだめる」「すかす」「やわらげる」という意味を持っています。
効能は・・・不眠を解消し神経を落ち着かせます。消化器系の痛みの緩和。古くから寝つきの悪い赤ちゃんを寝かしつけるために使われてきたたハーブ。
今日はウドも注文したので、冷蔵庫にあるスモークサーモンと人参とデイルのサラダを作りましょう♪
ウドは棒状に切って、さっとゆでる。人参はスライサーで縦長に切る。スモークサーモンとオリーブオイル、リンゴ酢、オリゴ糖、塩胡椒、のドレッシングにディルを合わせてできあがり。
ウドは、子どものころ、唯一嫌いだった野菜なのですが、大人になったら好きに変わっていました。「あーまずい!」とか言いながらも箸をつけていたのでしょう。だんだんにウドの持つ苦みに慣れて、春になると楽しみな食材になっていたとは。年齢とともに必要な味 の要素が変わってくることも理由でしょうか。
春はデトックスの季節
苦みって、デトックス、排せつ作用があるので体の巡りをよくする効果があります。デトックス(解毒)や排せつは、代謝の落ちた私たちが意識して応援しなくてはならない生理機能。そこにいくと小さなこどもは、代謝も活発だし、体の氣や血なども常に巡っていて元気いっぱいだから、苦みは必要ないので味としても嫌いなのかもしれませんね。漢方では「欲しがる味はカラダに必要だから」と考えられています。
春の旬野菜は苦い味
春はこの苦みのある野菜たちが旬です。筍、ふき、タラの芽、明日葉、アスパラガス・・・この旬の野菜を食べることはとても理にかなっているのです。春は冬のあいだに溜まった不要なものをカラダの外に排出して、新しい始まりのためにリセットする季節なのです。老廃物が便、尿、汗、髪、爪から出るのを助けるためにも旬のものを食べるといいですよ。ちなみに「ディル」は利尿作用があります。
体のデトックスもですが、家のデトックスも進行中の私。昨晩急に息子が断捨離を始めたようで、何度もゴミ袋やら紙袋を持って行きました。今朝玄関外に出された古本やゴミの量を見てびっくり!古い教科書からまだ使えそうなオーディオ機器やら10袋くらい出ていました。まだこれは使いそうなんてグズグズ捨てるものの選別をしている私の断捨離と比べたら、なんて短時間で気持ちの良い捨てかた!さすがだ!受験のときに買ってあげた腕時計とか、壊れていないスピーカーとか・・・思い出が、とか、メルカリに出したら売れるのに、なんて気持ちをひっこめて、息子を見習おうと決意。
春はカラダも、家もすっきりスリムにしたい。これもアンチエイジングに続きますね♪
織田 縁 1960年代生まれ。現在社会人になる2人の息子を育てたのち東京都杉並区で日本のハーブブレンド『チャカラティーズ』を製造販売する会社㈱ワイズ・ドット・ファームを設立。登録販売者として帝都医療品配置共同組合員、漢方上級スタイリスト、料理研究家。お問い合わせhttps://ysdotfirm.co.jp
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